『亡くなった子どもと「共に在る」家族』 『いかにして患者の「気持ちいい」は生まれるのか』挿絵 日本看護協会出版会の書籍【看護の知】シリーズ、2冊の書籍の挿絵を描かせていただきました。 この【看護の知】シリーズは、 学術論文をとして言語化されたすぐれた看護の実践知をその分野の研究者だけでなく、 現場で働く看護職や一般の人々など幅広い層の方に手に取って読んでいただけるよう、 読み物として再構成されたシリーズです。 1冊目『 亡くなった子どもと「共に在る」家族』は、 周産期(妊娠28週から出産後7日までの期間)に子どもを亡くした後に 次子を出産した女性が体験する家族の変容について書かれた書籍です。 4人の女性の語りをもとに、その体験の構造や 看護者による支援のありかたなどが論じられています。 2冊目『いかにして患者の「気持ちいい」は生まれるのか』は、 ケアの場において患者が「気持ちいい」と感じる体験を本人の語りを通してとらえ直し、 これまで患者の視点で探求されてこなかった「気持ちいい」体験のもつ意味への理解を深め、 今後のケアのあり方を考える書籍です。
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